丹後海に係留系を設置しました②

2012年1月18日に海流を測るセンサーを係留する目的で,観測を行いました.

 年をまたいで勢力を維持していた西高東低の気圧配置が緩んだ時期を見計らって,緑洋丸に乗船しました.

 穏やかな舞鶴湾.

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 ADCP(Acoustic Doppler Current Profiler)という水の流れの向きや強さを測るセンサーを, 写真にあるように樽型のカバーに格納して,海中に係留します. DSCF0358

 投入の様子.

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 係留後はセンサーが自動的にデータを取得してくれます.

 無事係留を終えたので,次は緑洋丸を走らせながら,その場の海流を観測する方法を2つ試しました.

 一つはADCPを専用のボートに取り付け,写真の様に曳航して観測する方法.

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 もう一つは,ADCPを金具固定して,船側に取り付け,観測する方法です.

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後者のほうが泡が立ちにくく,データにノイズが入りにくいため,私たちの観測では適しているということが分かりました.

 観測後はこのように収納する事が出来ます.

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 想定していたすべての観測を予定通り行う事ができました.

 緑洋丸の船着き場から海底を覗くと,ナマコが!

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 ナマコは丹後海の漁業の重要な対象種になっています.

 私たちは今回取り付けた係留系の物理データを用いて,水温や塩分,海流などがナマコやその他の生物にどのような影響をあたえているのかを調査したいと思っています.

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