丹後海に設置した係留系のメンテナンス②

9月25日から28日の日程で丹後海に係留している測器のメンテナンス観測を行いました.

これまでに3回同じ観測を行ってきたので,
作業を効率よく行う事ができるようになってきて,
また,どの作業にどのぐらい時間がかかるか分かってきました.

丹後海には4箇所に係留系が設置されています.

その係留系を引き上げる作業と塩抜きに1日.
引き上げた測器のデータ回収と,再投入に向けた準備で一日.
再投入に一日.

スムーズに作業を行うことが出来れば,3日間で一連の作業を終える事ができます.

再投入はそれほど人手がいらないので,再投入を京都大学のメンバーに任せる事に出来れば,
総動員で作業を行う期間は2日間でOKです.

今回は2日のバッファーを持って,4日間で日程を組みました. 

しかし,再投入までの準備が全部終わったのは29日の午前中でした.

理由は日程の前半は北風に伴う時化で係留系引き上げが遅くなってしまったためです.

 

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丹後海は京都府の日本海側に位置し,湾口が北側に向いた海域です.
この立地のため,北からの風が吹くとうねりが入りやすく,
観測できなくなってしまいます.

 

25日,26日は北風が強く,観測船を使う事が出来ませんでした.
観測船緑洋丸を係留している湾内も白波が立っていました.

 

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27日にようやく北風がおさまり,緑洋丸を出せる海況になりました.

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いざ,係留系引き上げに!

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係留系の引き上げ作業.

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無事,4つの係留系すべてを引き上げることが出来ました.

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3ヶ月海の中に測器を沈めていると,このようにフジツボなどの生物が付着します.

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複数の測器をつなげた係留系をバラし,これらの付着生物を取り除いた後,真水に付けて塩抜きを行います.

その後丁寧にタオルで測器を拭き,データを吸い出しました.
そして再設置に向けて,再び係留系を組み立てました. 

組み立て作業をするころには,あたりも暗くなっていました.

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暗闇の中での作業ということもあり,作業ミスがあるかもしれません.

ミスがあると,その期間に取られたデータは使えなくなってしまう可能性もあるので,
観測日程を変更し,29日まで舞鶴に滞在し,29日の午前中にミスがないかチェックすることにしました. 

ミスなく係留系が組めている事を確認し,舞鶴を後にしました.

京都大学のみなさん,再投入よろしくお願いします!

 

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丹後海に設置した係留系のメンテナンス② への2件のコメント

  1. 突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!

  2. CECmember より:

    ありがとうございます.
    今後も観測等の取り組みの様子を記事にしていきたいと思います.
    これからも見に来ていただけると幸いです.