東京湾におけるアサリの稚貝調査

毎月、東京湾の潮間帯および潮下帯砂泥域においてアサリの生息状況の調査を行っています。6月頃からアサリ着底稚貝が確認され、現在それらが殻長6~7 mmにまで成長しています。また、稚貝の着底は継続しているらしく、殻長200 µm程度の初期稚貝が5000 ind. /m2程度の密度で生息しています。興味深いことに、着底初期の稚貝は潮間帯・潮下帯ともに高密度に生息していますが、殻長数mmのある程度成長した稚貝は潮間帯のみで認められ、潮下帯ではほとんど認められませんでした。(成貝は潮下帯でも極めて高密度に生息しています。)もしかすると,潮間帯がアサリの初期稚貝の成長にとって非常に重要な場所になっている可能性があります。

10cm×10cmの方形コアを使用した成貝の枠取り調査
目合い2mmの篩でふるう。

 

殻長2 mm程度の稚貝
5cm×5cmの方形コアを使用して採取。
砂泥表面2cmをユニパックに入れて持ち帰り、研究室でソーティングする。

カテゴリー: 打ち合わせ,会議   パーマリンク

コメントは受け付けていません。