2013年度 退任メンバーの挨拶

2013年度末をもって、山根広大さん(元・大気海洋研究所 特任研究員)は、沿岸複合生態系プロジェクトの特任研究員を退任されました。山根さんからいただいたメッセージを紹介いたします。

 山根広大(やまね・こうだい)

 私は,複合生態系プロジェクトがスタートした201110月から特任研究員として採用され,ニシンの産卵場・成育場と複合生態系に関する研究を行いました。岩手県宮古湾と北海道厚岸海域をフィールドとし,いつも北国に向かって(しかも寒い時期に)出張していました。最も思い出に残っていることは,2012年の春に実施した産卵場調査です。宮古湾内から海藻・海草に付着しているたった1 ㎜程度のニシンの卵を採集し,ニシンがどのような場所・環境を産卵場として利用しているのかを突き止めるための調査でした。とても運がいいことに,最初の調査で“ニシンの受精卵と思われる卵”を見つけましたが,実際に船上で見ると本当に小さく,さらにヘドロが付着し色がくすんでいましたので,それが本当にニシンの卵なのかどうも信じられませんでした。急遽,宮城県塩釜市の東北水研まで運び,水槽へ収容し孵化させて仔魚を見るまではドキドキでした。仔魚を同定後ニシンの卵であったことがわかり,嬉しさのあまり宮古でお祝い会まで開催してしまいました。

 複合生態系プロジェクトには2年半お世話になりました。本当にあっという間でした。今春から岩手県で働いており,立場と担当魚種は少々変わりましたが,これまでと同じ業界におります。みなさんにはまた色々とお世話になるかと思いますので,どうぞよろしくお願いします。

※山根さんは、本ホームページの開設、編集・管理にも携わっておられました。2年半の間、本当にありがとうございました(管理人)

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